MacBookPro 2008 GPU Replacement

説明によるとファームウェアのアップデートに失敗した個体だそうで,なるほど起動しない。スリープインジケーターは点灯するがすぐに切れる。とりあえずGPUの品番を確認してみることにした。

中途半端に分解されているが,MLBは取り外した形跡がなかったので少し安心。
分解してGPUを確認してみるとG84-602-A2だったのでG84-603-A2のリボールしたものに交換してみることにする。
プレヒーターで150℃,450℃で風量5で1分ぐらい加熱すると,ハンダが液相になったので取り外す。取り外すときにGPU近くのコンデンサが動いたので修正して,ハンダ吸い取り線でMLBのGPUのフットプリントを清掃する。
フラックスを塗って逆手順でリワークする。少し加熱しすぎたようでGPUの表面が膨張した。
サーマルペーストを塗ってアセンブルする。
GPU問題だったようで正常起動するようになったが同じ機種が5台もあるのはなぁ。
交換したGPUはリボールしたものなので楽だった。
このタイプのMLBのI/Oボードのコネクター取り外しにくいなあ。