暑い,車に乗って仕事から帰っているとエアコンが効かなくなった。低速走行や交差点で停車したらエアコンの電磁クラッチが切れる。生ぬるい風しか出てこない。
家まで帰りながらエアコンの電磁クラッチが切れる症状の原因を考えてみる。走行中はエアコンが効いて停車中はエアコンの電磁クラッチが切れてエアコンが効かなくなることからエアコンのガス漏れとかではなく,何らかの原因で高圧側が上がってフェイルセーフが働いているのではないかと考えた。
帰ってきてエアコンコンデンサーを触ってみると熱くて触れないぐらいに温度が上がっていたので水を掛けて冷やすとエアコンが効きだした。コンデンサーファンを見てみると回っていないし停止したファンモーターを回してみると抵抗なく回転する,棒でファンモーターを突くと回りだすので(しかし回転が遅い)おそらくコンデンサーファンモーター不良だろうと判断した。
暑いので早く直したいが工賃も高そうなので,部品を検索してみるとコンデンサーファンモーター自体が結構な値段がするので,納期と適合確認の関係で高知三菱に部品を発注した。
朝は渋滞も少なく気温も低いのでいいけど,仕事帰りは部品が届いて交換するまでは赤信号で窓を開けて汗だくだった。
土曜日が休みになったのでコンデンサーファンモーターを交換するついでにクーラントもスーパーロングライフクーラントに交換した。
ラジエターからクーラントを抜くのにガレージジャッキを何度も前と後ろに掛けてジャッキアップしてクーラントを抜いてからやっとラジエターを外す。この構造だとコンデンサーとラジエターの間にコンデンサーファンがあるのでラジエターを外さないと交換できない構造になっている。
交換したクーラントの排水の中にサビや異物があったので冷却水路はそれなりに劣化しているな。
元気にコンデンサーファンモーターが回るようになって渋滞でも暑い思いをしなくなってよかった。