iPod classic Quad SDXC 512GB

以前購入したジャンクiPod classic 7th Genは起動させるとバツマークが出て起動不可。iPod classicを耳に当てて音を聴いてみると連続したビープ音のようなものが聞こえていた。

 iPodのダイアグモードに入ることも出来なかったが, ダイアグモードに入ってもHDDを開けなかった。おそらくHDDの故障は間違いないのでSDXCカードが揃うまで寝かしておいた。アリエクでSamsungのmicro SDXC 128GB,iflash.xyzでiFlash-QuadとFlexible Pry Tool,Metal Spudger@2準備しておいた。
 iPod classicの筐体を開けるのが難儀なので(正しい裏蓋の爪の位置を把握する)ここが写真が鮮明に撮られているので参考にして分解する。
open before  裏蓋にFlexible Pry Toolを差し込んで隙間を作ってMetal Spudgerを交互に差し込んでいき徐々に嵌合を外していく。以前分解したときはコーキング用のヘラを3本と更に薄いヘラで分解したけどこの道具で十分に分解できる。  裏蓋が外れたらバッテリーのフレキのストッパーを外してフレキを外してHDDを交換できるようにする。車載が目的なのでバッテリー交換は行わない。  HDDが外れたらiFlash-Quadをインストールする前にMicro SDXCをディスクユーティリティーでFAT-32(MSDOS)でフォーマットしておく。
 iFlash-QuadをHDDのフレキに接続するんだけどフレキが折り曲がっているので固くて入らないのでiPod側のフレキを外してiFlash-Quadと接続してからiPod側のフレキを接続する。  Dockケーブルを刺してiTunesが認識して復元が始まる。最初二股ケーブル(USB,FireWire)を両方繋いだら1434のエラーコードが出たのでUSBだけで接続して復元する。
 楽曲の転送はUSBだけだと電圧が不足(バッテリードレイン)しそうなので二股ケーブルを使って転送する。
 17396曲の転送は2時間半ぐらいかかった。途中でフリーズすることもなく安定している。この個体HDDが壊れているんだけど,角が凹んだ跡もないけどHDDは明らかに故障,HDDは衝撃には弱いのでポータブルプレーヤー用途としては致命的,しかしiPod classicが発売された年代には大容量のSSDが無かったので,iPod classicが発表された年代にはしかたがなかった。
 純正のiPod classic 160GBはディスクの容量ぎりぎりまで楽曲を入れると違う楽曲と混じる楽曲が発生する場合があるのでライブラリの楽曲が増えた場合には容量を増やしたほうがいいと思う。
しかしiPodばかり何台も持っててもしょうがないんだけど。

購入先 品名 個数 金額
アリエク SAMSUNG Micro SD card EVO+ 128GB 3 $139.97
iFlash.xyz iFlash-Quad 1 $52
iFlash.xyz Metal Spudger 2 $5
iFlash.xyz Flexible Pry Tool 1 $2.5
iPod classic 160GB 1 $62.5
合計 $261.97