Bittorrentを利用してファイルをダウンロードした後のシーディングがクライアントソフトを立ち上げたままになってしまうのと再起動やトラブルがあった時にシーディングが途絶えてしまう。
1.シーディングを自動化する
2.サーバー機を使用してデーモンでシーディングをする
3.transmission-daemonの設定
4.ログの取得
5.webインターフェイスで操作する
シーディングを自動化する
bittorrentのクライアントソフトはたくさんあるけどシーディングをバックグラウンドで行なうためtransmission-daemonがデーモンで動作してくれるので導入する。
サーバー機を使用してデーモンでシーディングをする
MacOSでもGUIで利用しているTransmissionは軽いし直感的なインターフェイスで使いやすい。transmission-daemonのパッケージをインストールする。
# aptitude install transmission-daemon
transmission-daemonの設定
/home/user/あたりにも設定ファイルがあるが起動、停止スクリプトの関係でsuで起動しているので
# vim /etc/transmission-daemon/settings.json
のrpc-*をtrueにしてwebインターフェイスを有効にしてアクセスを許可する。ユーザー名を設定して許可するアドレスの書式はこんな感じ
"rpc-enabled": true,
"rpc-whitelist": "127,0,0,1,192.168.1.*",
"rpc-whitelist-enabled": true,
ログの取得
どうも何度やってもtransmission-daemonのwebインターフェイスにログイン出来なかったのでログを確認出来るようにした方がいい。
# vim /etc/default/transmission-daemon
# Default options for daemon, see transmission-daemon(1) for more options
OPTIONS="--config-dir $CONFIG_DIR --logfile /var/log/transmission.log"
オーナーとグループをtransmissionに変更して
# chown transmission /var/log/transmission.log
# chgrp transmission /var/log/transmission.log
webインターフェイスで操作する
ブラウザでドメイン:9091ポートでwebインターフェイスにアクセスして通常のクライアントソフトと同じように設定する。private torrentのためtorrentファイルはローカルにダウンロードしておいたものをアップロードして使用する。
http://localhost:9091