iPod classicは楽曲がたくさん入って便利なので車載しているけど、どうもHDDの速度のせいで作動が遅いのでSSDに換装してみました。
まずは最終型のiPod classicは筐体が硬いので分解が困難なようなので、第5世代のiPod classicを中古で用意して現在のiTunesライブラリの容量から必要なSSDの容量を換算して、コストバランスを考慮した結果、iFlash-DualとTranscendのSDXC 128GBを用意した。
iFlash-DualはRoyalmailでイギリスから10日程度で届き、SDXCはアマゾンなのですぐに届く。SDXCカードは近くのパソコンショップなどを探したがTranscendの在庫は無かった。
iPod classicの分解は初めてだけど以前に第3世代iPodのバッテリー交換をして筐体の開け方は分かっているので、iPodの交換用のバッテリーについてくるようなプラスティックの分解工具は役に立たないので、テレホンカード程度の薄さのカードをDock近くから差し込みキャッシュカード程度のカードで無理やりこじ開ける、酷く硬い嵌合方法で加工技術は素晴らしいと思うが分解は大変だな。
iPod classicのバッテリー端子の取り外し方はフレキのロックを上に引き上げるだけで外れる、イヤホンとホールドボタンのフレキとHDDのフレキは黒いラッチを引き上げるとフレキが外れる。
しかし最初にiFlash-Dualの接続を反対に接続して、収まりの悪い基板だなと思っていたがiFlash-Dualを表裏反対に接続していました。(壊れなくてよかった)
正常接続してSDXCカードはFAT32でフォーマットしなくてはいけないらしくて、適当にフォーマットしたものをiFlash-Dualに差し込んでおく。
ついでにセンターボタンも陥没しているので分解して状況を確認すると、センターボタンのゴムがずれているので所定の位置に戻し、塩化ビニル系の接着剤で固めておく。 またセンターボタンには小さな嵌合部分があるので嵌合がクリックホイールと合致していないとセンターボタンのタッチが悪くなる。
そしてアセンブルしてiTunesに認識させてリストアを行ったが楽曲の転送中にiPodのマウントが解除されてしまう現象が何度も発生する。iPodの再起動を何度かしても転送中に落ちる。
syslogを見ていると
Dec 25 03:01:01 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: Couldn't alloc class "AppleUSBiPod"
Dec 25 03:01:01 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: USBMSC Identifier (non-unique): 000A270015740722 0x5ac 0x1209 0x2, 2
Dec 25 03:01:05 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: jnl: disk2s3: journal start/end pointers reset! (s 0x3d6c00 e 0x3d6c00)
Dec 25 03:01:05 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: mounted yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:01:55 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: unmount initiated on yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:03:44 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: jnl: disk2s3: journal start/end pointers reset! (s 0x737e00 e 0x737e00)
Dec 25 03:03:44 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: mounted yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:09:22 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: unmount initiated on yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:10:45 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: jnl: disk2s3: journal start/end pointers reset! (s 0x15cdc00 e 0x15cdc00)
Dec 25 03:10:46 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: mounted yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:10:47 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: unmount initiated on yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:28:25 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: Couldn't alloc class "AppleUSBiPod"
Dec 25 03:28:25 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: USBMSC Identifier (non-unique): 000A270015740722 0x5ac 0x1209 0x2, 2
Dec 25 03:28:28 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: jnl: disk2s3: journal start/end pointers reset! (s 0x166c600 e 0x166c600)
Dec 25 03:28:29 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: mounted yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:28:48 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: hfs: unmount initiated on yui’s iPod on device disk2s3
Dec 25 03:30:19 yuis-MacBook-Pro kernel[0]: jnl: disk2s3: journal start/end pointers reset! (s 0x3cc00 e 0x3cc00)
よく分からない
Google先生も知らないようで困った。
しかしiflash.xyzでmSataを1TBに交換後、iTunesと同期させるために第3世代iPodに付属していたFireWireで電力供給、USBで楽曲の転送をするケーブルが使われていたのを見て、このケーブルを使って同期を行ったら上手くいきました。
追記 0 : やはりUSBケーブルを挿す度に再起動するので(ロジックボード不良かDockの不具合)アマゾンで中古品を購入し、SSDに載せ替えて完成。そしてオークションで液晶割れを購入液晶を載せ替えてロジックボード不良の疑いを確認しようとしたが液晶取り外し時に断線した模様で何も映らないiPod classicが二台出来ました。
またSDXCの起動時間が長くフリーズしたように感じられることや、楽曲の転送時間がものすごく遅く(ディスクI/Oが6~7MB/s)非常に時間がかかった。
SDXCのほうがバッファは良く曲の先読みでプチフリーズすることもなく、またHDDからSSDに変更したことで本体の重量が軽くなりました。iPodだけでなくHDDの音を聴くために耳にiPodをあててSSD化されたiPodの音を聞いてみると若干高調波が聞こえる気がする。気のせいか..
追記 1 : iPod Classic 160GBの液晶・バッテリ交換を参考に液晶を載せ替えようとしたが液晶のフレキにはストッパは無いという記述は間違いで、おかげで力技でフレキを外すことになったが液晶のフレキの端子は壊れていなかったので細かい部品なのに丈夫だなと変に感心する。iFixit見ようよ :(